こんにちは!
近年、ダイハツ アトレー スローパーやスズキ エブリイ スローパーなど、軽自動車の福祉車両が人気を集めています。
コンパクトで運転しやすく、維持費も安いため、ご家族の介護や通院用として購入される方が増えています。
そこでよくいただく質問があります。

「軽自動車のスローパーにストレッチャーは積めますか?」
結論からいうと、ほとんどの軽スローパーではストレッチャーを積載することはできません。
今回は、その理由と、ストレッチャーが必要な場合におすすめの福祉車両について詳しく解説します。
軽スローパーは「車いす専用」の設計
軽スローパーは、
- 車いすのまま乗車する
- 車いすを固定して安全に移動する
ことを目的に設計されています。
代表的な車種は、
- ダイハツ アトレー スローパー
- スズキ エブリイ スローパー
- ダイハツ ハイゼット スローパー
- スズキ スペーシア 車いす移動車

などがあります。
これらは車いす利用者には最適ですが、
ストレッチャー搬送を想定した設計ではありません。
ストレッチャーが乗らない理由

理由① 長さが足りない
一般的なストレッチャーの長さは約190〜220cmです。
一方、軽スローパーの荷室長はそれより短く、
ストレッチャーを真っすぐ載せるスペースを確保できません。
理由② 天井高が不足する
ストレッチャーはキャスター付きで高さがあります。
患者さんが横になった状態では、
軽自動車の室内高では天井に干渉してしまうことがあります。
理由③ 固定装置がない
軽スローパーには、
車いす固定ベルトや固定フックは装備されていますが、
ストレッチャー専用の固定装置は備わっていません。
そのため、安全に搬送することができません。
車いすなら問題なく乗車できる
軽スローパーは、
- 自走式車いす
- 介助式車いす
であれば問題なく乗車できます。
一部の車種では、
コンパクトな電動車いすにも対応しています。
ストレッチャーが必要ならどんな車がおすすめ?
① ハイエース 車いす仕様車
介護施設や病院で最も多く使われています。
室内が非常に広く、
ストレッチャー仕様へ架装された車両もあります。
② キャラバン チェアキャブ
日産の大型福祉車両です。
医療搬送や施設送迎でも人気があります。
③ 福祉タクシー専用車両
福祉タクシー事業者が使用する車両には、
ストレッチャー固定装置付きの仕様もあります。
介護でよく勘違いされるポイント
「寝たきりだからストレッチャーが必要」と思われる方もいますが、
実際には、
リクライニング車いすやティルト式車いすで移動できる方も多くいらっしゃいます。
その場合は、
ハイエースやミドルサイズのスロープ車で対応できるケースがあります。
ご家庭で使うなら軽スローパーがおすすめ?

もし用途が、
- 通院
- 買い物
- デイサービス送迎
- 家族との外出
であれば、
軽スローパーは非常に使いやすい福祉車両です。
特に、
- 運転しやすい
- 維持費が安い
- 駐車しやすい
というメリットがあります。
ただし、
常時ストレッチャーでの搬送が必要な方には適していません。
福祉車両専門店からのアドバイス
福祉車両を選ぶ際は、
「今の状態」だけでなく、
半年後・1年後の身体状況も考えて選ぶことが重要です。
例えば、
- 車いす利用なのか
- リクライニング車いすなのか
- 将来的にストレッチャー搬送が必要になる可能性があるのか
によって、最適な車種は変わります。
購入前には福祉車両専門店で実際に車いすやリクライニング車いすを載せて確認することをおすすめします。
福祉車両コンシェルジュミズタニでの経験上リクライニング式のバギータイプなどは、軽自動車の一部車種では、比較的乗る事が多いです。
まとめ
現在人気の軽自動車スローパー(アトレー、エブリイなど)は、車いすでの移動には非常に優れた福祉車両ですが、一般的なストレッチャーを積載・固定することは基本的にできません。
ストレッチャー搬送が必要な場合は、ハイエースやキャラバンなどの大型福祉車両や、ストレッチャー対応に架装されたノア・ヴォクシーなど専用車両を選ぶことが、安全で快適な移動につながります。
「車いすなのか、ストレッチャーなのか」という利用目的を明確にすることが、福祉車両選びで失敗しない最大のポイントです。
やはり、来て見て、今ご利用の車椅子を乗せてみる!それがまず基本だと思います。
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軽に乗らないストレッチャーに関しての動画はこちらで↓↓




